Jam Diary ~3ヵ月で何度、トキめきますか?~


仕事を終えたあたしは、美容院に向かった。


すでに夜の9時を超えていたけど、遅くまで営業しているらしいその美容院は「いらっしゃいませ~」と元気に迎えてくれた。


「今日はどうなさいますか?」

「えっと、カットでお願いします」

「かしこまりました。ではこちらにご記入を……」


うー、ちょっとドキドキする。

今まではずっと、タケルに切ってもらってたから。

こうして初めてのお店に来るのは久しぶりだ。


顧客カードに記入し終えると、女性のスタッフさんが案内してくれた。

明るい白で統一された、広めの店内。


ずらっと2列に並んだ席の、真ん中のあたりにあたしは座った。


< 366 / 392 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop