彼女が愛した温もり


そして私はホテルの部屋を飛び出した


後ろから
『まだ話は終わってない』
と叫ぶママの声が聞こえた


とめどなく流れる涙を拭いながら

生まれてこなければ良かった



ただ本気で思った



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