彼女が愛した温もり


『ねぇ、コーキ‥?』

私がコーキを見て言うと

『ん?』

と返事をした


『明日、ちょっと出かけてくるね』


『なら明日送るか?』


私が何も言わず
首を横に振ると

コーキは
『気をつけて行くんだぞ』と言った

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