彼女が愛した温もり
『お互い名家の家に生まれた人だから‥
名家は名家同士でっていうのかな…
惹かれ合わず結婚して子供生まなきゃいけなくて
そして私が生まれた』
生まれてから周りの態度は一変した
『男の子を心待ちにしていた周りの人たちはパパとママにひどく当たった
だからかな…
パパとママが私を嫌うのも』
『嫌う…?』
『うん
嫌われてるのなら
まだ救いようはあったかもしれない
でも、私愛してもらえなくて』