詩人のDNA

蝸牛

雨上がりの昼間にしか

足跡に気付けないのだ

雨上がりの昼間にしか

他人は気付けないのだ

雨上がりの昼間にしか



足跡は過去なのだ



テラテラと光る



通り過ぎた跡
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