地味子の秘密 其の弐 VS金色の女狐
静かにベッドへと歩み寄る。
「……マジですか?」
そこには、スヤスヤと眠る杏樹がいた。
「……フツー寝るか?」
彼氏の部屋に来て、寝れるとか…
杏樹だから出来るんだろうな。
“手ェだされたりするかも”
という心配はないらしい。
本気で寝てやがる。
近づくと
長い黒髪はサラサラとしていてストレート
白い肌は薄ピンク色に染まり、
睫毛が顔に、影を作っている。
バスローブの合わせから
谷間は見えてっし…
男にはたまんない光景だ。
「仕方ない。
寝かせとくか……」
ベッドから離れてパソコンに向かう。
親父達から送られて来た経済の資料をまとめるため。
「…ったく。高校生にこんなもんさせんなよ」
カタカタとキーボードを打つ。