禁色の囚人~きんじきのとらわれびと~
部屋に入る前に、バスルームに連れて行かれて。



「ゆっくり風呂に入って、落ち着いて来い!!」



そう言って、宮埜だけ部屋に戻った。



久しぶりの宮埜宅のバスルーム。



相変わらず広い。



ゆっくりお湯に浸かると、全身が擦り傷だらけのようにお湯がしみる。



寝不足と泣き疲れで、頭がボーっとして。



何も考えられない。



お風呂から出ると、宮埜の部屋に行った。


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