禁色の囚人~きんじきのとらわれびと~
「…。」
なんて答えていいか分かんない。
ただ、止まってた涙が、ポロポロ出てくるだけ。
「仕事だったのかって聞いたら、行かなかっただけだって。」
その一言で…
何もかもが終わった気がした。
あたしは、神楽に避けられてる。
一晩中、茶室で泣いたのに。
「ごめん。仕事だった…。」
そう言いながら、少し困った顔して。
いつ躙り口から入ってくるだろうって。
ずっと期待してたのに。
なんて答えていいか分かんない。
ただ、止まってた涙が、ポロポロ出てくるだけ。
「仕事だったのかって聞いたら、行かなかっただけだって。」
その一言で…
何もかもが終わった気がした。
あたしは、神楽に避けられてる。
一晩中、茶室で泣いたのに。
「ごめん。仕事だった…。」
そう言いながら、少し困った顔して。
いつ躙り口から入ってくるだろうって。
ずっと期待してたのに。