DARK†WILDERNESS<嘆きの亡霊>
(―3―)
にぎやかなパレードをよそ目に、歩道の隅をパレードとは逆方向に歩く青年が一人。
青年は何か考え込むような顔のまま、パレードには目もくれず暫く進むと、一軒の店の前で足を止めた。
ガーフィールド古書店――
古びた看板の掛かった小さな店のドアを開けると
「いらっしゃいませ」
店内の窓際に並べられた、小さな白い花が咲く鉢に水をやっていた少女が振り返った。
「……? ガーフィールドさんは?」
一瞬首をかしげた青年が問うと
「あ、ちょっと待ってくださいね」
そう言って、カウンタ―奥のドアの方へ顔を向け
「おじいちゃーん、お客様!!」
よく通る声で呼びかけると、青年へとニコリと笑って見せた。
年のころ十五、六といったところだろうか……肩にかかる茶色い髪と大きな瞳が、窓から差し込む日差しを受けてより明るい印象を与える。
にぎやかなパレードをよそ目に、歩道の隅をパレードとは逆方向に歩く青年が一人。
青年は何か考え込むような顔のまま、パレードには目もくれず暫く進むと、一軒の店の前で足を止めた。
ガーフィールド古書店――
古びた看板の掛かった小さな店のドアを開けると
「いらっしゃいませ」
店内の窓際に並べられた、小さな白い花が咲く鉢に水をやっていた少女が振り返った。
「……? ガーフィールドさんは?」
一瞬首をかしげた青年が問うと
「あ、ちょっと待ってくださいね」
そう言って、カウンタ―奥のドアの方へ顔を向け
「おじいちゃーん、お客様!!」
よく通る声で呼びかけると、青年へとニコリと笑って見せた。
年のころ十五、六といったところだろうか……肩にかかる茶色い髪と大きな瞳が、窓から差し込む日差しを受けてより明るい印象を与える。