呪いと祝福
寝る為に自室に戻った「わたし」の部屋。

電気を付け、しばらく本を読んでいました。

ところがふと、目に黒いモヤのカタマリが写りました。

何だろう?

と思っていると、モヤは部屋の中を飛び回ります。

翌日。

仕事が終わり、ケータイを見ると、留守電が入っていました。

聞けば姉から。

猫が死んで、家に連絡が来たとのことでした。

家猫ゆえに、車の恐ろしさを知らなかったうちの猫。

変わり果てた姿で帰ってきました。

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