D U S H ! !



仕方なく翌日。

学校帰りに寄ることになっている。

マンション前で『着いた』とメールをすると彼女は現れた。



制服姿。今帰ってきたばかりだという。


「ママは買い物中なんだ。あ、一応ヤマトくんが来ることは言ってあるから。申し訳ないけど機関銃なママとおしゃべりしてあげてね」

機関銃…


ユカを見ているとお母様が想像出来る…



「どうぞ~」

一階の、一番端の部屋に入った。
リビングに呼ばれて、椅子に座る。

付けっぱなしのテレビが映すのは夕方の再放送ドラマだ。


麦茶を持ってきたユカに俺は言う。

「ごめんいきなり。ギター教えてくれとか言って」

「全然。ていうか昨日のメール。ヤマトくんが打ってないでしょ」


???

それは、鮎川が打ってたってわかってたってことか?

「絵文字大量なんだもん、ちょっとびっくりした。鮎川くんのメールはいつもあんな感じだし、きっと勝手にヤマトくんの携帯奪って打ったなって」

「じゃあなんで、」


部屋に来ること、いいよなんて言ったんだ?




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