D U S H ! !



見ちまった。

こんな演奏をされたら、俺は太刀打ち出来ないじゃないか。

そんな顔をした俺に、にいっ、っと得意げに笑うユカ。

馬鹿じゃないのか、馬鹿にすんな。


俺のどこかにあった「負けず嫌い」のスイッチが、押された。



それから、気付くと窓の外が真っ暗になるまで、俺達は演奏していたんだ。



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