D U S H ! !
自然と体がテーブルの向こうのユカに寄っていった。
俺、どうしたいんだろ。
顔と顔が近くなって、ユカの髪のいいにおいがした。
「ユカちゃーん!来たんだけ…ど…」
「鮎川くん!」
扉が開いた。
そこには文字通り、鮎川がいた。
「いやー、こんなもん見たくないんだけど、オレ。」
「いや、別になんにもないよ、ほんと!」
ユカが言い訳した。なんで?
「わかってるよ(笑)。でもユカちゃんから呼び出しといてこれはちょっとこっちが気まずいよね」
…なんか鮎川がクールだ。
いつものバカなナルシストじゃない。淡々と喋る。
「ユカ…なんで、鮎川呼んだの」
何故だろう。
何故だろう。本当に。