GAME
「俺には何にもわからなかった。
その時どうなるのか、答えを探し求めたが、何にも分からなかった。
何もかも分からないんだ。
すべてが一つの可能性としてしか予測されなかった。
そして俺は、そのうちの一つの拠り所を失った。
否定はできるんだ。
いや、否定しか出ないんだ。
肯定を確証をもってすることはできない。
よって俺は何も信じられない。
俺は何も分からない。
だから俺は、答えを見ようと思うんだ。」

リョーマは歩き出した。

電車か走ってくるのが見えた。
ようやく来たようだ。僕も立ち上がった。
リョーマは随分前の方にいた。
白線の外側まで下がらないといけないんだよ
リョーマは下がるどころか、さらに前進した。
リョーマ?

電車がやってきた。突然リョーマの姿が視界から消えた。

え?リョーマ?どうしたの、リョーマ?

「リョーマ…?」

わけが分からなかった。

わけが分からず僕はその場にへたり込んだ。


< 23 / 24 >

この作品をシェア

pagetop