+゚☆月夜の舞姫☆゚+【短】
「リリー姫!私と結婚して頂けるのなら、世界で一番綺麗なこの靴を差し上げます」
「その綺麗な靴では、草原を走る事は出来ないじゃない……」
リリーがポツリと呟くと、国王と王妃は口々に言いました。
「草原を走るだと!?」
「リリー、そんな事は許されませんよ!」
「リリー、この者達の中から婚約者を決めるんだ!」
国王がそう言ったのと同時に、もう一人の王子がやって来ました。
「リリー姫!」
「その綺麗な靴では、草原を走る事は出来ないじゃない……」
リリーがポツリと呟くと、国王と王妃は口々に言いました。
「草原を走るだと!?」
「リリー、そんな事は許されませんよ!」
「リリー、この者達の中から婚約者を決めるんだ!」
国王がそう言ったのと同時に、もう一人の王子がやって来ました。
「リリー姫!」