至近距離恋愛 -Hero-
シャワーを浴びた後、バスローブを着てベッドに行った。


「稔……」


「杏里、おいで」


機嫌が直ったのか、あたしの顔を見た稔が優しい笑みを浮かべた。


あたしは、稔に笑顔を向けて貰えた事がすごく嬉しくて…


「うん♪」


笑顔で返事をした後、彼の腕の中に飛び込んだ。


稔は、あたしの唇に優しく触れるだけのキスをすると、着たばかりのバスローブを脱がせた。


そして自分の服もベッド下に脱ぎ捨て、いつものようにあたしを抱いた。


< 48 / 130 >

この作品をシェア

pagetop