Night Large Snake

「でも、本当に…。」

笑いが止まらないらしい京を完全に無視する九条さんは、しみじみと呟いた。

「うーには、幸せになって欲しい。」

そんな言葉に、私の心がじんわりと熱くなる。

「…うん。」

「例え、相手が椎名であってもなくてもね。」

「…うん。」

極上の笑顔を零す九条さんの横には、違った世界に生きるような京がいた。

違った世界って、どんな世界だろう?

自分で考えた事に、また考える。

「京は、笑い上戸だね。」

「ツボが可笑しいのよ。」

「ギャハハハハハ!!」

「確かに…。」





< 244 / 525 >

この作品をシェア

pagetop