続!イジワル王子とお姫様
ナツキくんは私を見て固まってる。


そして、突然吹きだした。


「お前っ……」


「え、なんかヘンなコト言った?」


「いや。エアってな……いかにも弾いてるかのように、フリでやんの。

想像してみ? オレが体育館のステージの上でホントは弾いてねぇのに、陶酔してベース弾いてる姿」


え……。


ナツキくんは、ベースは「ギターみたいなヤツ」って付け足してくれた。


ナツキくんが……


体育館のステージで


楽器を……?


思わず目を閉じ、


その姿を想像した。




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