続!イジワル王子とお姫様
「……ヤダ」


「へっ?」


「ヤダよ……だって、ナツキくんがそんなコトしたら、ますます人気でちゃう」


ベッドの上に寝転ぶナツキくんの顔の横に、突っ伏した。


学園祭はウチの学校の女子はもちろん、他の学校の女子だって出入りできる。


そんな目立ちそうなイベントで、ナツキくんがステージに上がったら、


「あのイケメン誰っ!?」


って、騒然だよ。


ナツキくんの友達と比べたって、ウチの学校の男の子と比べたって、


ナツキくん以上のひとは、なかなかいない。


……と、思うんだ。


シーツを掴み、プルプルと首を横に振る。


「うぅっ、やっぱ、ヤダ」



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