続!イジワル王子とお姫様
「こんなん見せんの、桃香にだけだし。

他のオンナには、絶対やらねー」


どうやら、私がニヤけるってわかって、


狙って、かわいく頬杖をついていたみたい。


うっ、今日のナツキくん、サービス満点だよ。


ヤバい、嬉しすぎる。


「も……もっかいやって?」


「やるかよっ」


「えぇっ、なんでぇ?」


「なんでも。な、アレ取って」


へ?


ナツキくんは、私が床におきっぱなしにしていたiPodを指さす。


立ち上がって取りに行き、ナツキくんに手渡した。


ナツキくんは、イヤホンの片方を自分の耳に突っ込み、


もう片方を、私に差しだした。


「……一緒に、聞こーぜ」



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