LOVE or LIKE
涙と雪で霞む視界。


空気が冷えきって、寒いはずの身体が暖かい。


あっ、彼がやっぱり来てくれたんだ。


彩乃は心に一筋の光が差し込んだように感じた。


しかし、周りに目を凝らしても、それが何かを確かめることはできない。


そこで、彩乃の意識は絶たれた。
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