夏と海~summer and sea~
翌朝、空はとても晴れていた。
快晴!と言えそうなくらいの青空が広がっていた。
朝食はトースト一枚で済ませ、学校にむかう。
途中、友達の沙耶に会った。二人で話がら教室まで歩く。
教室についてすぐ、私たちは席につきた。
と言っても前後なのでずっと話している。
私は野球部のマネージャーになったことを沙耶に伝えた。
すると沙耶は
「へぇ!よかったじゃん。智夏、野球大好きって言ってたし。」
意外と普通の反応だった。
まぁ、当たり前だけど。
暫くして神崎先生が教室に来てHRが始まった。
時間が経つのは速いことに…いつのまにか放課後になっていた。
私は更衣室で体操着に着替えてグランドにむかう。
グランドに着くと、そこには数人の部員と黒崎先生がいた。
「黒崎先生!」
私が名前を呼ぶと、こいこい、と手で私を招いた。
「朝部も明日からは来てくれな。」
「は~い。」