夏と海~summer and sea~
「あ、そうだ。部活は明日からだからな。
他の生徒も明日からだし。
お前、ギリギリセーフ!」
神崎先生。
あなたは不良教師と言う言葉が似合います。
ハッキリいって教師に見えない。
まだ神崎先生も若く、多分28くらい。
かっこいい…。なんか悔しいけど。
「わかりました。
じゃあ明日からよろしくお願いします。黒崎先生。」
「ん。よろしくな。
マネージャーの仕事はまた明日説明するから。」
「はい。」
その後、直ぐに私は家へと帰宅した。
家に帰ると、夕食のいい香りが漂ってきた。
今日はビーフシチューか。
珍しく家にいるりょうしんに食事中、野球部のマネージャーになったことを説明した。
二人とも私にいい部活が見つかって喜んでくれる。
それがまた、私の嬉しさを倍増させた。
明日から、頑張ろう。
一通りのことを済ませ、ベッドに潜り、すぐに瞳を閉じた。