※ご主人様は完璧王子?※
「言ってなかったっけ?」
あまりにしれっと言うものだからあたしの口は開いた状態でkeepされた。
すると龍ヶ峰はこっちをちらっと見た後クスクスと笑いながら口を開いた。
「変な顔……今から龍ヶ峰グループの社長と会長に会うんだぞ?
口ぐらい閉じとけ。」
『えっ………家にいるの?ってかもしやさっきの会話のお爺様とお父様って会長と社長なの?!』
「あれ、言ってなかったっけ?」
『言ってないわこのやろー!!!!』
リムジン内にあたしの大声が響き渡った。
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