ゴーストオブアイデンティティー
「みんな、殺しちゃえば良い」
言って欲しく、なかった。
一人の人間として、言って欲しくなかった。
「…………可哀想ね」
「なんですって?」
笑顔から鬼気迫る表情へ。
凄まじい程の殺気が漏れる。
そんな中、幸福はいつの間にか手にしていたリヴォルヴァーを、闇風に向けた。
桐に飛び掛からんとする闇風は、其れを見て身を引いた。
ニタリ、と笑う。
「………私を撃てるの?優しい優しい幸福兄さん?」
「お前が退かないなら…………僕が退こう、闇風」
「無理よ兄さん。もう完成しちゃってるもの。下手したら兄さんもお姉さんも死んじゃうよ?あ、お姉さんはいいんだ死んじゃっても?どうせ、後で殺しちゃうんだし!?ぷっ…フフ……アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!」
耳元のボタンを押し、闇風は3Dの端末を映し出す。
右人差し指を、ずらりと並んだキーの中の、赤く点滅する所に触れた。
「後は押すだけ。どうするの、兄さん?」
言って欲しく、なかった。
一人の人間として、言って欲しくなかった。
「…………可哀想ね」
「なんですって?」
笑顔から鬼気迫る表情へ。
凄まじい程の殺気が漏れる。
そんな中、幸福はいつの間にか手にしていたリヴォルヴァーを、闇風に向けた。
桐に飛び掛からんとする闇風は、其れを見て身を引いた。
ニタリ、と笑う。
「………私を撃てるの?優しい優しい幸福兄さん?」
「お前が退かないなら…………僕が退こう、闇風」
「無理よ兄さん。もう完成しちゃってるもの。下手したら兄さんもお姉さんも死んじゃうよ?あ、お姉さんはいいんだ死んじゃっても?どうせ、後で殺しちゃうんだし!?ぷっ…フフ……アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!」
耳元のボタンを押し、闇風は3Dの端末を映し出す。
右人差し指を、ずらりと並んだキーの中の、赤く点滅する所に触れた。
「後は押すだけ。どうするの、兄さん?」