ゴーストオブアイデンティティー
その後、次々と映し出されていた艦が、トマホークの直撃を受け、轟沈、大破していく。

そして――――――


最後に残った、原子力空母に…直撃、


爆風が吹き荒れた。


米軍師団が、ほんの数分、ほんの数分の内に、沈められた。



悪夢―――――


座敷闇風の、存在感。

世界を弄ぶモノの力……


だが、闇風の表情は、浮かない。

むしろ、苛立っていた。


「なんだか、馬鹿みたい。生きてること」

いつの間にか手にしていた、ヤヨのライフル。

銃床には、生々しい血糊が飛び散っていた。

ヤヨの、血。


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