ゴーストオブアイデンティティー
「トーキョーは………どうなってるの?」



病院の時は、闇風がいた。



・・・・・・
ただそれだけ。


たった人が一人いただけで、病院一つ、多くの命が亡くなった。



今回は違う。



闇風が「動いた」のだ。



歩み、踊り、世界を…踏み砕いた。


『………。それを聞いて桐はどうするのですか?家族の心配でも?』


「…いえ」

都心にある家には誰もいない。父は未だ海外から戻っていない。母も地方に出張のはずだ。


違う。そういう…事じゃない。

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