青空応援歌
「・・・わかんない」
「何がだよ。・・・さっきへこんでたのは、先輩に彼女がいるからだろ?別れたらへこむ必要もないし、そういう気持ちでいいんじゃねぇの?」
陽斗の言うとおりだ。
私は先輩が好きで
でも先輩には彼女がいて
それでショックを受けてたはずなのに
いざ本当に「別れる」ってことになると
喜んでていいのかな。
先輩の不幸を、喜んでていいのかな。
私が黙り込んでしまうと
陽斗はそれっきりその話にふれてこなくなった。
こういうところは、優しい。
お互いのお昼ご飯と向き合って
ただ、時が流れた。
「何がだよ。・・・さっきへこんでたのは、先輩に彼女がいるからだろ?別れたらへこむ必要もないし、そういう気持ちでいいんじゃねぇの?」
陽斗の言うとおりだ。
私は先輩が好きで
でも先輩には彼女がいて
それでショックを受けてたはずなのに
いざ本当に「別れる」ってことになると
喜んでていいのかな。
先輩の不幸を、喜んでていいのかな。
私が黙り込んでしまうと
陽斗はそれっきりその話にふれてこなくなった。
こういうところは、優しい。
お互いのお昼ご飯と向き合って
ただ、時が流れた。