『Memory's Messiah』(ダークファンタジー)
―滝沢の家―



翌朝、滝沢が部屋のテレビを点けた。



アナウンサー『次のニュースです。』


アナウンサー『10年前から“神隠し”に遭ったとされていた、当時12歳の天才児の“工藤茂”君が10年の時を経て、突如ご両親の住む自宅へと帰って来たそうです。』


アナウンサー『では、現場のリポーターと中継が繋がって居ます』



ニュースの画面が切り替わり、テレビには、現場の映像が映し出されて居た。


そこには、両親との再会を果たす茂の姿が映し出されていた。



滝沢『し、茂』


滝沢『あ〜っそっか、10年前から一人で誰とも会わずに、あのマンションに住んでたんだもんなぁ〜。』


滝沢『って、ヤッベーまた遅刻しちまうよ』



滝沢は急いで仕事場に向かった。




―滝沢の会社の入口―



滝沢『ふ〜っ、やっぱスケボーは良いよなぁ』



滝沢は時計を見て、時間を確認した。



滝沢『おまだ余裕だな売店に行こう』



売店に向かう滝沢。


―会社の売店―



滝沢『オバチャン“いつもの滝沢スペシャル”ね』


売店のおばさん『はい?…』


売店のおばさん『ちょっとお客さん、ちゃんと注文して貰わないと分からないじゃない』


売店のおばさん『貴方、あまり見ない顔ねぇ。一応うちの会社の名札を付けてる見たいだけど…?』


滝沢『え』


滝沢(うっ、うそ何で戻って無いの)
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