メモリー

あたしは並んでるであろう隼人を探す。


あっ!!いた!!


靴ひもを結んでいる。



うちの学年は二百人を越える人数がいる。


そんななかあたしは、隼人を簡単に見つけられた。


どうやら隼人を瞬時に見つけられる能力がいつの間にか身についたらしい。





何レースか終わり、隼人の番になった。


出発係りの人がピストルを握る。


「よーい。どん!!」


その声と同時に隼人は走り出す。




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