僕等がみた空の色
キラキラ輝くホコリを見つめながら、藍の肩に頭を預けた。
多分、今が全てを話すときなんだ。
「……話、長くなるかもしれないけど、いい?」
「うん。」
少し怖い。
軽蔑されるんじゃないかって。
でも藍はそんな人じゃない。
「……幼なじみが、いたの。」
話そうとするだけで、声が震える。
発作が起きるかもしれない。
でも、伝えたいの。
それでどうにかなるわけじゃないけど、藍に知ってほしい。
……どうしてこんなふうに思うのかな。
あたしは、壊れモノを扱うように、今まで大事に閉まってきた記憶のひもを解く。