僕等がみた空の色
「それが、夏くらいかな。秋になって、ママから誘われたの。」
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『二人とも、ピアノコンクールに出てみない?』
『コンクール?』
『そう。1月にあるの。二人ならきっといいとこまでいくわ。』
相変わらず、3人で部屋に入り浸ってピアノばっかり弾いてた。
汐は、大いに賛成した。
「アオも、別にいいよって。でも、あたしは気乗りしなかった。楽しい時間が減ると思って。」
アオにちっさいコンクールだし、一緒に練習するからって言われて渋々承諾した。
「……それが、間違いの始まりだった……。」