僕等がみた空の色






やるからには、ちゃんとやらなきゃ。


そう思って練習もたくさんして真面目に取り組んだ。



順番がアオの方が先だったから客席でアオの演奏を聴いてた。



「アオはやっぱり上手くて……優しくてあったかくて、あの音を聴いてるだけで幸せだって思えたの…。」



アオががんばってるんだからって、気合いを入れて控室にもどった。



「そのころの年だったら、やっぱり誰にでもあるように、自尊心てやたら強いでしょ?」



そーゆー子がいた。


今では顔も、名前すら覚えてない。


筋違いにも、恨んだことだって、あった。




「戻ってきたアオに、お前なんか下手くそ!……て。頭にきちゃって。」




多分、嫉妬心。



アオも分かってたから、無視をした。











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