僕等がみた空の色






二人と別れて、汐と一緒に久々に帰路についた。


「いいの?六花ちゃん」



その言葉にドキリ、とする。



「…何が?」


「結城くんのことだよ。喧嘩したんでしょ」


分かってるくせに、とでも言いたげに睨みつけてくる。




「……なんで知ってるの、汐」


「見たら分かるよ。一緒に帰るの久しぶりだし」



……まぁ、確かに。





「…いいも何も、どうすればいいのか分かんない」



結局、あたしの逆ギレっぽいし。

だからって謝る気にもなれない。




隣で汐が盛大にため息をついた。



「意地っ張り」



……返す言葉もない。



そして、次に続いた言葉にまたあたしは声を失った。






< 208 / 275 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop