天使と吸血鬼
「あんた目立ちすぎ!!」

「別に。
あんた達に迷惑を掛けては
いないから。」

「はあ??
アンタはね!!目立つから、
天童先生が貴方ばかり、
話をしてくるのよ!!」

「天童先生と話を最近は、
していません。」

「それは違うわよ!!
飛行機の往復ずっと先生の
隣にいたでしょう!!」

「抽選で当たった位で、
私にケチをつけるのは、
筋違いでしょう!!」

そう言ったら、クラスの子が、
私の頬を叩いてきた。

その音は廊下まで聞こえて、
他のクラスの子まで、
私達を見ていた。

私の服を掴んで、
もう一度叩こうとした時、
誰かの声が聞こえた。
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