天使と吸血鬼
「焦りすぎだよな。」

「うんん。
私初めてだから・・・。」

「俺もだよ。」

「嘘?」

「本当だよ。
好きな子がずっといなく、
経験無いんだ・・。」

先生の言葉に嘘を感じる事は、
全く無かった。

何故かそのまま、
お互いに黙り込んでしまった。

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