Devil†Story
麗「ど、どうかしたん?稀琉」


稀「ハァ…丁度良かった…クロムとロスも聞いて」


ハァ、ハァと息を整えながら稀琉は言った。


稀琉の様子から何か深刻な事なのは読み取れた。


ク「なんだ?」


稀「ハァ…実は、近くで調査してたB班からの連絡が途絶えたんだって。…悲鳴と一緒に」


その言葉に一気に緊張が走った。


ロ「にゃるほど。じゃあ、ヤバい感じって事ね?」


稀「そう。だから、オレらに様子見てきて欲しいんだって。相手は複数居るみたいだから」


ク「めんどくせ……」


ロ「おねむだからってそんな事、言うなよ、クロちゃん」


ク「やかましい。…まぁ、良い。分かった」


クロムはコートをはおり、剣をしょいながら言った。

ロ「しゃーねぇだろ。ったく。まぁ、行きますか」


麗「………」


麗弥は眉をひそめながら考え事をしていた。


稀「麗弥?」


麗「へっ?あっ、あぁ。分かった。ちょっと準備してくるから待っとって」


稀琉の呼びかけに麗弥は急いで答えた。



稀「えっ?あぁ、うん。分かった」


ロ「急げよ〜」


麗「分かってるって」


麗弥は笑いながら、走って自室に向かった。


稀「……」


ロ「なーんか、変だな、麗弥」


稀「うん…。帰ってきてからあんな感じなんだ」


ク「ボケてるだけだろ。それより…気、引き締めとけよ」


クロムが部屋の外に出ながらそう言った。


稀「うん。気を付けようね」


ロ「だなっ」


暫くして、麗弥が戻ってきたので道を知っている稀琉を先頭に4人は問題の場所に向かった。
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