Devil†Story
ロ「何?どうした?」


稀「いや…ここ病院なのにあんな大きな倉庫あんの変だなって思って」


麗「!」



稀琉が指差す方には病院にはなさそうな倉庫があった。


ロ「あぁ、本当だ。なんでこんな馬鹿でかい倉庫なんか使ったんだか」


稀「んー……大きな病院だったみたいだし医療機器を保存してたとか?」


ロ「流石に衛生的にないんじゃね?」


稀「あっ、そっか。場所も遠いしね」


稀琉とロスはそう言いながら奥の通路に歩き出す。クロムも特に気にせずに2人の続こうとした時……


麗「なぁ、クロム」


麗弥が外を見ながらクロムに話し掛けた。


ク「なんだ」


麗「なんか…あそこに誰か居らへん?」


そう言って倉庫の方を見る。


ク「あっ?何処だよ?」


クロムが麗弥の隣に来て目を凝らす。


麗「ほら、あそこ」


ク「はぁ?」


見た限り人影みたいなものは確認出来ないのだが仕切りに入口付近を指差す麗弥。角度の問題かと少しだけ麗弥に寄るが変わらない。


稀「あっ、2人共何して――」


稀琉がなかなか来ない2人を呼んだ時だった。


――シュッ


麗「!!」


稀琉達とクロム達の間の柱に何かが刺さった。


それはピッピッと音を立てながら赤く点滅した。点滅は段々早くなっていく。


麗「!!クロム、危ない!」


ク「!」


麗弥がクロムに飛びかかった瞬間―――


ドカァン!!!


「!!」


刺さっていたそれが爆発を起こした。
< 265 / 540 >

この作品をシェア

pagetop