Devil†Story
?「あんなに綺麗なんだから…血も甘くてとろける極上の血なんだろうなぁ……。色も深紅の色で美しそうだし…。あの白い肌にはとても似合うだろうな」


奴はフフと笑いながら言った。


麗「…!ふざけんなっ!姉さんに手ェだしたら殺したるでっ!」


ギリッと歯ぎしりをしながら俺は銃に手をかけ、そいつに向けた。


?「おやぁ?今、その玩具は使えるのかな?眼帯くん?」


麗「命令違反になっても…アンタが姉さんに何かする気なら構わへんわっ!」


折角姉さんが笑ってくれるようなったのに…俺のせいでそないな目になんか合わせたくなんかない。


?「美しい姉弟愛だねぇ…。いや、別に良いよ。使ってもさ。でも…この距離ならお姉さんにも銃声…聞こえるよね?」


麗「!!」


俺は構えてた銃を下に下ろした。


?「フフ…隠してるんだよね?お姉さんには。人殺しをしてる事。そりゃあ、そうだよね。君の“家族”を殺した…奴と同じ事してるなんて言えるわけないよね」


麗「ッ…!」


俺は何も言えなかった。


だって、その通りだったのだから。


…いや、ちょっと待て。


今、こいつは俺の目の前に居る…。


だったら、姉さんを保護って逃げたらええんとちゃう!?


俺の心を読んだのかそいつはまたニタリと笑いながら答えた。


?「あぁ、因みに…。お姉さんはもう人質にとったから今更、家に戻っても無駄だよ」


麗「!?」


?「ほらね。結局君は俺の言う事を聞く事になるのさ。お姉さんの死体が見たくなかったら…言う事を聞いて貰うよ?眼帯くん」


麗「くっ…!」


俺はクスクス笑う奴の言う事を聞くしかなくなった。
< 273 / 541 >

この作品をシェア

pagetop