Devil†Story
ジ「何、言ってやがんだァ?家族仲良く…あの世に連れてってやるぜッ!」


男は一気に距離を詰めて、父親を思いきり蹴飛ばした。


ドカッ!


父「グアァ!!」


麗「うわぁ!」


後ろにいた麗弥も一緒に飛ばされた。


ドサッ!


そして、母親と澪奈が居るリビングに飛び出した。


澪「キャア!」


母「あ…あなた…っ!?」


澪「レイちゃん!」


2人は戸惑ったように父親と麗弥の方へ駆け寄る。


父「だ…駄目だ…。早く…子ども達を連れて逃げろ…!」


父親は喘鳴をあげながら母親に伝える。


その時……


ジ「これで家族全員かァ?」


「!!」


男がリビングに入ってきた。


澪「誰…?」


麗「ね…姉ちゃん…!あいつ…あいつが…父ちゃ…んを…!」


震えながら必死に麗弥は澪奈に伝えた。


澪奈はその言葉の意味に気付き、麗弥を守るように抱き締めた。


母「あ、貴方、何?一体なんでこんな事…!」


母親も震えながら聞いた。

ジ「アン?そんなの決まってるだろォ、奥さん。…殺したいからさァ」


ペロリと鉄爪についた血を舐めながら男は言った。


――ゾクッ


全員寒気を感じずにはいられなかった。
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