Devil†Story
ジ「うーん、いいねェ、その表情。恐怖で歪むその顔は最高だぜェ?それも人数も多いしなァ。これだから、仲良し家族を殺さずにはいられねェんだよなァ」


一歩。また一歩と確実に父親との距離を縮める男。


母「や…やめてっ…!これ以上、私の夫を傷つけないで…!」


父親を守るように母親は手を広げる。


ジ「あァん?なんだァ?手が震えてるぜェ?奥さん」

母「!」


母親を覗き込むように男は笑った。


母親の手は震えていた。


ジ「心配するなァ、奥さん。家族仲良く…みーんな殺してやるからよ。だから…一旦どいてろ」



母「キャアッ!」


男は母親の肩を掴み横に投げ飛ばした。


ドサッ


澪奈達の方へ倒れる。


澪「お母さんっ…!」


ジ「まァ、黙って見てるんだなァ。父親が死ぬところを」


男はこっちを見ながらニタリと笑った。


ジ「さて、ここでまた問題デス…♪」


楽しそうにそう言いながらジャンパーに手を入れる。そこから取り出されたのは銃だった。


ジ「これでここを撃つとどうなるデショウカ?♪」


――ガチャッ


「!?」


男は父親の頭に銃を突きつけながら聞いた。


麗「父ちゃん…!」


澪「お父さんっ!」


母「やめてっ!そんな事しないでっ…!」


それぞれが叫ぶと父親はニコッと笑った。


父「麗弥、澪奈。…お前たちは俺の自慢の子どもだよ」


涙目の2人に優しく笑いかける。


そして母親の方を向き、聞こえないように「母さん。すまない。後は任せる…愛してるよ」と笑ったのと同時に……。



――バァン


「!!!」


銃声が響き渡り、父親は頭から血を流しながら倒れた。
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