Devil†Story
麗「ね…姉ちゃん…!?」


澪「走って、レイちゃん。私が守るから」


そう言って笑う澪奈。


麗「そ…そんなのイヤや!それだけは、でけへん!」

澪奈の背中にしがみつき、泣く麗弥。


男は楽しそうに口を開く。

ジ「そうだぜェ?お嬢ちゃん。どっちも皆殺しにしてやるよっ!」


男はそう言うと澪奈の腹を思い切り蹴飛ばした。


澪「ケホッ…!」


そして、背中を鉄爪で殴り付けた。


ドンッと澪奈は壁に叩きつけられた。


澪「あぅ…!ケホッ…ケホッ…!」


澪奈の背中にはまるで熊に襲われたような傷があり、そこから出血していた。


麗「姉ちゃんっ!」


駆け寄ろうとする麗弥の前に男が立ちはだかる。


麗「!?」


ジ「次はオマエだなァ、坊っちゃん?」


麗「あ……!」


ニヤリッと笑う男に思わず後退りする。


ジ「おやァ?何、ビビってんだァ?坊っちゃん?姉ちゃん守るんじゃないのかァ?」


ニタニタと笑いながら近付いていく男に後退りするしかない麗弥。


トンッと背中に何かが当たった。


麗「!?」


後ろは壁だった。


これ以上は逃げる事も出来なかった。


ジ「残念だなァ、もう逃げられないぜ?」


男は楽しそうに笑った。
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