やくざと執事と私【第3部 上巻:ラブ&マネー】
「・・・・・これからどうするんだよ?」
屋敷の門の前の道路で組長がつぶやく。
「・・・・俺の昔みたいにマンホールに住むか?」
真木ヒナタが答える。
「あっ、俺のアパート使っていいみたいですよ。」
サブが、真木ヒナタと組長に言った。
「・・・・・なんでアッシまで・・・・」
ポチは、茫然自失で空の星を見上げていた。
「とりあえず、サブさんのアパートの部屋に行って、これからのことを考えましょう!」
私は、元気よく、全員に言った。
「・・・・そうだな。」
私達は、屋敷の前のサブのアパートへと入っていく。
こうして、私達の新たな生活が始まった。