わたしの名前は…
ユウキが帰ってきた。
ユウキは
出ていった数日間の話を私に教えた…
ずっと帰らなかったから
親と本気で喧嘩したこと、
でも、
好きな女を守るためだと説得し、
「幸せにできるまで、帰ってくるな!
全部中途半端で、逃げてくるな!!」
と、お母さんに言われ、
私をアパートに独り置いてきたことを反省したんだということ…
どんなに自分がキツくても
「サキの傍から、
もう、逃げたりしない。
愛してるから、
俺は1番になるまでサキの傍にいる。」
と、決めたこと…
「なぁ、生理…」
「きたよ…
ごめんね…ユウキ…」
「そっか…
ごめんな、悩ませて…
サキがどんなおもいで子供堕ろしたか知ってんのに、
俺…」
「もういいよ…
ユウキがいればいい…」
「明日、ペットショップ行くか。
俺みたいに忠実な犬、買いにいこう。」
「いないよ、ユウキの代わりなんか、
私をこんなに愛してくれるのは、
誰にも、何にもできないよ―――」
それからユウキは
本当にずっと私の傍にいた…
仕事を辞めて―――