わたしの名前は…
「あがられないんですねぇ。
No.1さんは大変ですねぇ。
でも、男のアレ好きだからいいのか(笑)!」
「…どいてくれる?
嗽したいんだけど。」
「怖っ!
どうぞカレンさん!
変な名前!(笑)」
モデルか、女優か?
みたいに顔も身体も文句のつけようのない女のコ…
ニコニコしながら道をあけ、
私の後ろにまわる…
――ない…
私のコップ…
「嗽なんかしなくても飲んじゃえば?
好きでしょ?(笑)」
「いい加減にしろ!ナツミ!!
客待ってんだぞ!!
俺が付けた名前だ、文句があるなら俺に言え!」
マネージャーは怒鳴り、
新しいコップをくれた。
「気にすんな。
早く客のとこ行け…」
ナツミ…
姉妹店勤務の現在No.2―――
「平気、関係ない…」
(欲しけりゃくれるよ…
No.1なんて…
どうせカレンはもうすぐいなくなるなるのに。)
別に動じない。
人の感情に興味はない。
私は私、
私に関係ない人の感情なんかどうでもいい。
私は私が愛する人しか興味はない。
私を愛してない人に興味はない。
違う…
そんな輩を思う余裕がない―――
見つからない探し物を必死に求めて、
疲れきっているココロ…
私の探し物を、
たくさん持っているカレンを否定する人は嫌い…
私が
生きていると感じる存在…
否定する人は無視―――