わたしの名前は…


夫婦?


私はコウキの借金を被ればいいだけの妻ですか?


協力?


協力の意味、知ってますか?
一人じゃその意味を成し遂げられないんですよ?





自分のところにコウキを囲って、
そんでポンと6万?

とりあえず?

6万て、
とりあえず出るもんなの?




夫婦させたいなら、
妻子捨てて、
借金平気で増やすような人格を私の責任と、言いたいのなら、

そこから、

その金銭感覚ゼロの家から

締め出したらいいだろ!!




壊れてる…

この家、みんな、
頭おかしい―――

人間と話している気になれない―――

こころがある生きものと話てる気になれない―――



これじゃ、
コウキの病気は一生治んない―――




楽だ。

確かにコウキはその籠の中にいたほうが、楽だ。

楽な路があったら、
誰だって、できれば楽な路を歩きたい…

コウキがそこにいたいのは当たり前…

遊んでも、飲み歩いても、湯水のようにお金が湧いてくる…

親の懐から―――


でもそれは、
あなたが創った路じゃない。

あなたが自分で自分の路を直して、
踏み固めて行かなきゃ…



路の創り方も、歩き方も知らないコウキ…

理屈じゃない、
現実を見れない、

籠の中の
羽を取られた、コウキ――



私は、触ることさえ、
話すことさえ、
許されない―――





私は悪魔か、危険な感染症ウイルスか…

いや、貧乏神か…


それほどコウキの親に言葉で攻撃された―――

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