わたしの名前は…
コウキにイツキ先輩に、
ナルセ先輩、小沢先輩…
コウキの部屋に
はじめて入ったときにいたMEN.MEN(面々)…
コウキの部屋で
お酒を飲みながら麻雀中…
今日くらい
一日中コウキと2人で過ごしたかったのに(泣)!
ちょっと不機嫌な私…
「解んない。解んない。
麻雀なんか解んない。
早くやめちゃえ!」
と、コウキのそばで
ブツ、ブツ、ブツ…
「まあ、まぁ。
あのな―――」
コレがコウでドウで――
私をなだめるように
説明しながらカチャカチャ…
「こう、オレのように頭が良くないと麻雀はできないんだよ!」
「バカだろ、コウキ。
説明しながらやったら
お前の手、全部解るだろ!?」
「あ…。
サキお前ぇっ!
誰の回しモンだ!!」
「バッカ、イツキ!
何で気付かせんだよ!」
「オワァ!!
小沢の回しモンかお前!」
「なわけないじゃん!
私は純粋に解んないって言っただけじゃん!
コウキが純粋にバカなんでしょおー!!」
「しっかしお前等、ホント仲いいな!」
小沢先輩が
カチャカチャと並べ変えながら微笑んで言った…