わたしの名前は…
はぁぁぁ…
また戻ってきた――
まぁ、春休みまでの短期間だし。
いっぱい自信と元気、充電したし!
「愛し合ってるもん。か…
だね!!
愛は障害がある程燃える!みたいな?(笑)」
どうなんだろう…
愛に障害なんて
ないほうがいいと思う…
ただ幸せなだけじゃ
飽きちゃうのかなぁ…
毎日新しく、
あぁ、幸せだって感じる
幸福の更新だけってムリなのかなぁ…
「サキちゃん、お帰り。
いい顔してるねぇ!
楽しんできた?」
あ、先輩!!
「はい!
次は春休みですね!」
「うん!だね!!
早く帰りたいね!」
先輩も満タン充電して来たんだね。
同じ寮にいるのに、
課程が違う先輩と
部屋が替わってからなかなか話すコトなかったなぁ…
先輩は3年コース、
私は2年コース。
卒業は同じ、
あと1年ちょい。
先輩はもう、
2年弱遠恋してんだよなぁ…
すごいなぁ…
先輩だって、
幸せだけじゃないかもしれない。
なのに、なんだか特別なような、
遠距離で逢えないだけが障害みたいな、
幸せそうな顔をしている…
「先輩の方がいい顔してます。
私なんかより長いのに…
私も来年そういう顔してたいなぁ…」
「何言ってるのぉ(照)!
頑張って、一緒に卒業しようね!」
はぁ、かわいい。
これじゃ、彼氏
浮気なんてできないよ!
やっぱ浮気はされるほうが悪いんだ…
いやいや、
するほうが悪いでしょ!?
まぁいいや!
私には関係ない話しだ!
コウキと私は愛し合ってるも〜ん!