影の守護者は闇に潜む
「ここだ」

不意にヤズムが立ち止まり、目の前の扉を指さした。今までのとは比べ物にならないくらい、豪華で大きな扉。『理事長室』と書いてある。

「入るぞ」

ヤズムが扉を開けた。中には大きな机、大きな本棚、大きな椅子、小さな男の子…

「コラ!ヤズム!一応ボクは理事長何だぞ!なのにングッ?」

男の子の言葉を遮ってヤズムが男の子の口に飴をねじりこんだ。

「いちいちうるせーんだよ!お子さまは飴でも舐めてりゃいいんだ!」
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