影の守護者は闇に潜む
「お子さまじゃない!理事長だ!」

「でも飴舐めてる…」

私は呟いた。

「だよね」

ヤズムが笑った。

「入学早々退学かい?」

「レイ…そこの壁……本気で殴ってみろ…」

唐突にヤズムが言った。

「え?」

「いーから」

「あ、あぁ。分かった」

大きく深呼吸して、拳を固める。腹の横に真っ直ぐに構える。

「そこの壁は特殊加工されてるから、そう簡単には破れな…「チェストォォォォ!」

目の前の壁に思いっきり拳を打ち出す。

ドガァァァン!
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